建設DX点検表点検表アプリ 【無料あり】点検表のおすすめアプリ8選!点検表の電子化で現場を効率化!設備・日常点検に最適な現場点検アプリを厳選紹介 2025年4月25日 この記事をシェアする 建設工事で用いられている点検表を、紙媒体からアプリへ移行しようと考えていないでしょうか。しかし、アプリの種類が多く、どれを選んでいいかわからないとお悩みの人もいるはずです。 そこでこの記事では、現場の点検業務を効率化できる点検表アプリを8選紹介します。 なぜ、今点検表の電子化が求められているのか?点検アプリを導入して解決できる3つの効率化ポイント 建設工事で利用する「点検表」を紙媒体のまま管理している会社のなかには、紙の管理に使いづらさを感じている方も多いでしょう。 まずは点検業務をアプリで管理する魅力について紹介します。従来の点検業務に時間がかかりすぎているとお悩みの方は、どのような課題を解決できるのかチェックしてみてください。 【効率化のポイント1】紙ベースの点検表管理 紙ベースで点検表を管理している会社では、よく次のような問題が発生します。 紙の書類を紛失してしまう 膨大な紙の書類を管理する倉庫・保管庫などが必要になる すぐに必要なページを見つけられない ページの差し替えに手間がかかる 点検業務は複数の施設や場所に対応する必要があるため、点検箇所が増える分、管理する点検表の書類が増加してしまいます。また、管理やその対応のためにタイムラグが発生するほか、管理時にミスが起きてしまう恐れが強まっていくでしょう。 対して点検表管理アプリを導入すれば、すべての点検表を電子データとして管理できます。場所を取らないほか、すぐに必要なデータを見つけ出して差し替え等の編集作業が可能です。 【効率化のポイント2】記入ミスや文字のうまさ 紙ベースで点検表を書き込む場合、手書きで文字を書く必要があることから、記入者によって文字のうまさに差が出ます。なかには、文字が書いてあるけれど読み取れず、データ化する際に担当者に再確認するといった手間が発生するかもしれません。 対して電子管理・記入できる点検表管理アプリは、すべて電子上で情報を書き込めます。文字のうまさについて差が出ないほか、電子データとして入力されているため、紙に書き込まれた情報を事務所内で再入力するといった手間を削減できるのが魅力です。 【効率化のポイント3】データ共有の遅れ 紙ベースで点検表について、発注者や社内関係者から「情報を共有してほしい」と言われた場合には、次のような手順でデータを共有しなければなりません。 紙の点検表をスキャニングする ファイルに名前を付けて送信する(データとして情報がほしいと言われた場合は再入力する) メールなどで関係者に送信する 対して、点検表管理アプリはクラウドを通じてすばやくデータの共有が可能です。ほしいと言われた場合には権限を付与し、データをそのまま共有するだけで済むため、データ共有にかかる時間を最小限に抑えられます。 点検表アプリ選びで失敗しないためのチェックポイント 点検表のアプリは、本項で紹介するポイントを見ながら選定することをおすすめします。 【選び方1】スムーズに点検データを入力・共有できるか まずはアプリのUI(ユーザーインタフェース)が、初心者から使いやすいものなのかをチェックしましょう。 例えば、現場作業をしている際にスムーズな操作ができるのかを見ることはもちろん「入力が複雑ではないか」「共有に時間がかからないか」など、現場目線で使いやすさをチェックしてください。 【選び方2】利用ユーザーが使いやすいと感じているか 導入する点検表管理アプリを従業員がうまく操作できるか、業務で活用できるのかをチェックすることも大切です。 初心者から操作できるアプリでなければ業務に活用できませんし、複数名の従業員で連携を取れません。無料体験版や無料プランを用意しているアプリも多いため、一度スマートフォンやタブレットに導入して捜査官を確認してみるとよいでしょう。 【選び方3】点検表をカスタマイズできるか 自社オリジナルおよび国や自治体で指定されている点検表を用いる場合には、それらのデザインに当てはめて点検ができるのかをチェックしましょう。 アプリによっては点検表のテンプレートをカスタマイズできるものや、Excelベースでアプリに反映できる種類も見つかります。自社の動き方に合う・合わないがあるため、カスタマイズ性が充実しているのかを確認しておくと安心です。 【無料あり】おすすめの点検アプリ8選 施工現場における点検表アプリは数多くありませんが、施工管理アプリの機能の一部として点検業務を効率化できるものはあります。 参考として、建設工事で点検業務・検査業務に役立つアプリとその特徴を8種類整理しました。 ミライ工事管理アプリ(無料プランあり) 「ミライ工事管理」は、建設現場の点検業務を効率化するために開発されたクラウド型の施工管理・点検アプリです。特に点検表の電子化を検討している企業にとって、導入しやすく、操作性にも優れたツールとして注目されています。 Excelで作成した点検表をそのまま取り込み、スマートフォンやタブレットから直接入力・編集が可能。現場での記録作業をスムーズに行えるため、紙の点検表からの脱却を目指す企業にさいてきです。また、プロジェクト単位でのフォルダ管理や、従業員のスケジュール管理、報告書の自動生成など、現場点検アプリとしての機能が充実。点検業務だけでなく、施工管理全体を一元化できるのが大きな魅力です。 ミライ工事写真アプリとも連携しているため工事写真も簡単に添付できる他、出力する報告書のレイアウトを自由にカスタムすることが可能なので、点検表や各種工事に関わるあらゆる書式の報告書を簡単に作成できます。 料金 ・無料プランあり。個人と法人プランを用意・法人プランでは工事写真アプリと工事管理アプリがセットでお得 無料体験期間 要見積もり(お問い合わせにて対応) >ミライ工事管理をチェックする ダンドリワーク ダンドリワークは、建築現場の施工管理を効率化するために開発されたクラウド型の施工管理アプリです。特に現場情報の一元管理やリアルタイムな情報共有に強みを持ち、建築業界で広く利用されています。 特徴 現場情報や図面などの資料をクラウド上で一元管理閲覧権限の設定が可能で、必要な人にだけ情報を共有スマホアプリで現場写真や図面をリアルタイムに共有 活用シーン 建築現場の施工管理リフォーム・リノベーションの現場管理専門工事の情報共有 導入メリット 施工管理の効率化とミス削減リアルタイムな情報共有紙帳票からの脱却によるコスト削減 料金・体験情報 初期費用:20万円~月額費用:15,000円~(税記載なし) 無料体験期間:要見積もり 公式サイト https://dandori-work.com/ Photoruction(フォトラクション) Photoructionは、写真管理や図面などプロジェクトに必要な情報を一元管理するアプリケーションです。 書類作成機能では、電子化した書類を直接確認できる書類ビューと、入力されるデータのフォームを同時に確認できる機能があります。 特徴 写真の整理・報告書作成を効率化 撮影した写真をクラウド上で自動分類 BIMやCADとの連携対応 活用シーン 施工現場の写真管理 報告書作成の効率化 図面と照らし合わせながら点検状況の書き込み・共有 導入メリット 点検作業の効率化とミス削減 リアルタイムな情報共有 紙帳票からの脱却によるコスト削減 料金・体験情報 料金:要見積もり 無料体験期間:要見積もり 公式サイト 公式サイトへ eYACHO(イーヤチョー) eYACHO(イーヤチョー)は、大手ゼネコンの大林組と共同開発された施工管理アプリです。現場のリアルタイム管理や情報共有を強力にサポートします。 特徴 ペーパーレスなのに野帳と同じように手書きできる 写真・動画・音声を使えるマルチメディアノート リアルタイムな書き込み共有 + ビデオ通話機能 活用シーン 施工現場のリアルタイム管理 図面上での距離測定・配置図作成 複数の協力会社との情報共有 導入メリット 現場作業の効率化とミス削減リアルタイムな情報共有ペーパーレス化によるコスト削減 料金・体験情報 初期費用30万円とプランごとの料金無料体験期間:1ヶ月 公式サイト 公式サイトへ ビルカン ビルカンは、株式会社FLINTZが提供するビル管理業務を効率化するクラウド型のビル管理システムです。従来の紙ベースでの管理から脱却し、図面や設備情報などを一括管理することで、建物の状況を可視化できます。 特徴 報告書作成 ファイル管理 設備管理 活用シーン 建物の見える化 ビル管理業務の効率化 データの一元管理 導入メリット 操作しやすい図面管理システム 図面と設備情報の一元管理で業務効率化 過去の書類や修繕履歴を簡単に検索・確認 料金・体験情報 料金:要見積もり 無料体験期間:要申し込み 公式サイト 公式サイトへ KANNA(カンナ) KANNAは、株式会社アルダグラムが提供する施工管理アプリです。現場の生産性を最大化し、事務作業や移動、コミュニケーションの手間を削減します。 特徴 現場の生産性を最大化 クラウドでデータを一元管理 リアルタイムで情報共有 活用シーン 施工現場の管理 プロジェクトの進捗管理 導入メリット 作業効率の向上 情報共有のスピードアップ コスト削減 料金・体験情報 要見積もり 公式サイト 公式サイトへ MONiPLAT(モニプラット) MONiPLATは、株式会社バルカーが提供する設備保全管理プラットフォームです。TBM(定期保全)とCBM(状態基準保全)を一元管理でき、スマホアプリでの点検や自動グラフ化、メール通知など、現場のDXを強力にサポートします。 特徴 TBM(定期保全)とCBM(状態監視)をクラウドで一元管理 スマホアプリで点検・報告・承認が完結 点検結果の自動グラフ化と報告書作成 活用シーン 製造現場の定期点検・巡回点検 設備の状態監視と異常予測 点検報告書の自動作成と承認フロー 導入メリット 点検作業の効率化とミス削減 リアルタイムな情報共有 紙帳票からの脱却によるコスト削減 料金・体験情報 20設備まで:無料 50設備まで:月額15,000円 100設備まで:月額30,000円 200設備まで:月額60,000円 上限なし:月額150,000円 公式サイト 公式サイトへ PLANTIA PLANTIAは、Fujitsuが開発した設備保全管理用のアプリケーションです。 このアプリは、特にタブレットを利用した日常点検の管理に強みを持っています。オリジナルの点検表を作成し、設備の異常や修理案件の起票に対応可能です。点検表の電子化により、現場での記録作業が効率化され、情報共有もスムーズに行えます。 特徴 タブレット対応:現場での点検作業をタブレットで簡単に行えます。オリジナル点検表:自社仕様の点検表を作成し、カスタマイズ可能。異常・修理対応:設備の異常や修理案件の起票が可能。 活用シーン 日常点検:定期的な設備点検を効率化。異常対応:設備の異常を迅速に記録・共有。修理管理:修理案件の進捗を一元管理。 導入メリット 効率化:点検作業の効率が向上し、ミスが減少。情報共有:リアルタイムでの情報共有が可能。コスト削減:紙の点検表が不要になり、コスト削減に貢献。 料金・体験情報 料金:要見積もり。無料体験期間:要見積もり。 公式サイト情報 公式サイトへ 点検業務の効率化はミライ工事管理がおすすめ 日常点検や巡回点検など、建設現場ではさまざまな点検業務が発生します。また維持管理を目的とした定期点検などの対応を求められることも少なくありません。そのようななか、紙ベースの点検表管理に限界を感じている方も少なくないでしょう。 もし現在の業務体制を改善し、建設DX化を検討しているなら、Excel連携で初心者から操作しやすく、クラウドベースにより写真・台帳を管理できる「ミライ工事管理」を導入するのがおすすめです。 iOSユーザーはこちら Androidユーザーはこちら ミライ工事管理は、点検表といった編集データ、現場写真データなどをまとめてクラウドに共有できる便利なアプリケーションです。ほかにもファイル共有にも対応していることから、発注者および協力業者とのデータのやり取りを効率化できます。 また点検表管理のみならず、施工管理に役立つ次の機能が備わっているのも魅力です。 プロジェクト管理、掲示板機能 予定表(カレンダー)機能 出面・報告機能 点検表作成(各種工事の報告書作成)機能 ビデオ通話機能 工事写真アプリとの連携 チャット機能 ファイル、フォルダ機能 協力会社を招待して点検表を実施させることも可能なので、自社のみならず関係者全員を巻き込んだ利用が可能です。 なおミライ工事管理はフリープランから利用できます。IT補助金申請の対象のアプリなので、費用を押さえながら導入をスタートできるため、まずは無料版を導入して使いやすさや業務との相性をチェックしてみてはいかがでしょうか。 ミライ工事管理について詳しくチェックする この記事をシェアする ミライ工事管理の資料をダウンロード
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