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写真も報告書もスマホひとつで完結。“インフラ”として現場に定着した施工管理アプリ - ヤマザキ・シー・エー株式会社

2025年10月23日

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「写真がバラバラで整理が大変」「現場から戻って報告書を作成する時間がない」「点検表を紙で管理するのが面倒」──。

冷蔵・冷凍・空調設備の設計・施工・保守を一貫して担うヤマザキ・シー・エー株式会社では、こうした現場と事務の両方にかかる負担が積み重なり、日々の業務に大きなストレスをもたらしていました。

特に繁忙期には1日に4〜5件もの現場をこなすこともあり、その度に帰社して大量の写真を整理し、報告書をまとめる作業は、現場担当者にとって大きな負担だったそうです。こうした状況を打破するため、同社が2021年に導入したのが施工管理アプリ「ミライ工事」。

現場での撮影から報告書の作成・送信まで、スマートフォン1台で完結できるこのアプリは、導入から数年が経った今では「インフラ」と呼べるほどに社内に定着しています。今回はその導入の背景や効果、活用の広がりについて伺いました。

冷蔵・冷凍設備から空調まで。暮らしの「温度」を守るエンジニア集団

―まず御社の事業内容について教えてください。

当社は、冷蔵・冷凍庫や空調機器の設計・施工、それに伴う電気・給排水といった付帯設備工事、さらにアフターサービスまでを一貫して対応しています。創業は60年以上前で、最初はスーパーマーケットの冷蔵ショーケースを手がけるところから始まりました。

そこから業務の幅を広げ、現在はコンビニ、ドラッグストア、物流倉庫、食品加工工場など、非常に幅広い業種のお客様に対応しています。たとえば物流倉庫では、フォークリフトが走り回るマイナス25度の大型冷凍倉庫の施工も行っています。

冷蔵・冷凍に関わる設備は、食品や物流の根幹を支えるものですから、確実に稼働させるための技術や体制が求められます。

―競合他社と比べた際の御社の強みは何でしょうか?

やはりアフターサービスですね。当社は24時間365日、緊急対応できる体制を整えています。『ショーケースが冷えない』『機械が異常停止した』──そうしたトラブルに対し、夜中でもすぐに駆けつけることができます。

他社の場合、外部業者に委託するケースも多いのですが、当社は電話受付から修理対応まで自社で一貫して行っているので、対応スピードや情報の正確さが違います。エリアも静岡を中心に、東は東京、西は名古屋や岐阜まで広がっており、広範囲をカバーする以上、社内での情報共有の精度とスピードは欠かせないため、誰が見ても状況をすぐに把握できる仕組みができているという点は大きな強みだと思います。

不要な機能、高すぎるコスト…他社サービスでは満たせなかった条件

―ミライ工事を導入する前は、どんな課題があったのでしょうか?

一番大きな課題は報告書の作成です。現場で撮影した写真は各自のスマートフォンに保存され、LINEなどで送っていましたがどの現場のものか分からなくなるケースも多々あり、品質もバラバラで整理されていませんでした。

事務所に戻ってからは写真をExcelに貼り付け、報告書を作るのですが繁忙期には夜遅くまでかかることもあり、報告書の作成業務に非常に大きな課題を抱えていました。写真がしっかりと整理されていないため、その都度「この写真はどこの現場?」「何の作業?」と事務担当から確認されることも多く、こうしたやり取りは現場と事務の両方にとって大きな負担になっていたと思います。

―ミライ工事を導入することになったきっかけや、導入前に検討したポイントについて教えてください。

きっかけは、やはり現場と事務の双方の負担を軽減したいという思いでした。特に関東圏の案件では管理会社への報告書提出が必須で、繁忙期には、従来のやり方では非常に負荷がかかります。

そこで何か良いツールがないか探し始めましたが、当時見つかったものは不要な機能が多く、コストも高額なものばかりでした。シンプルで低コスト、そして現場に負担をかけない操作性を求めていたのです。

ミライ工事は、黒板機能で写真に必要な情報を入力し、そのまま報告書を作成できるシンプルな仕組みで、まさに当社にとって“ちょうど良い”機能が揃っていました。実際に無料でダウンロードして試してみると直感的に操作でき、現場スタッフからも『これなら使いやすい』と好評。

誰でもすぐに持ち歩いて使える点も決め手となり、スムーズに導入へ踏み切ることができました。

紙からスマホへ─点検表デジタル化で作業漏れを防止

―点検表機能についてはどのように利用されているのでしょうか?

もともとは写真と黒板機能を中心に利用していましたが、最近では主にKYを中心に点検表も欠かせない機能として活用しています。当社の場合、KYに関しては紙で管理していたため、記入漏れや誤記、用紙の紛失といった問題がよくありました。

紙を印刷して持参し、現場で記入し、後で回収する、その流れ自体が面倒で非常に非効率でした。現在はミライ工事のアプリ内でチェック項目を選択するだけでよいため、作業漏れが減りました。作業が標準化されることでバラつきも小さくなり、記録もクラウドに残るため報告書や社内集計にもスムーズに利用できます。

社内のインフラとして完全に根付いたミライ工事

―今後の活用について展望をお聞かせください。

「当社にとってミライ工事はすでにインフラのような存在です。導入して数年が経ちますが、『これがなかった頃はどうしていたのだろう』と思うほどに定着しています。今後は点検表や報告書のフォーマットをさらに整備し、誰が見ても迷わないように標準化を進めていきたいです。

業務内容が多岐にわたるからこそ、仕組みを統一して効率化することが重要です。ミライ工事はその基盤を支える柔軟なツールだと感じています。

ありがとうございました!

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