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現場アプリおすすめ5選|無料で使える現場管理ツールからDX推進まで徹底比較

2025年7月22日

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「人手不足で現場が回らない」「業務量ばかりが増えて対応しきれない」といった悩みを抱える現場には、業務を効率化できる現場アプリの導入が効果的です。

この記事では、多くの建設企業が導入を進めている現場アプリの特徴や選び方、またおすすめのアプリについてわかりやすく紹介します。

作業効率化の実現を急がなければならない企業は、自社の現場管理を効率化できるアプリがないかチェックしてみてください。

なぜ今建設業で、現場(管理)アプリが求められている?

建設業では人手不足や少子高齢化の影響で、現場のデジタル化(DX)が課題となっています。

たとえば、国土交通省が掲げる「建設業の働き方改革」により、近年では週休2日制や工期短縮が進められています。しかし、人手不足の解消にはつながっていないため、短い作業時間を少ない人材でこなさなければならないという問題が起きてしまいました。

出典:国土交通省「建設業の担い手の状況」
※グラフ上側が不足、下側が過剰

そこで重要視されるのが、業務を効率化できる現場アプリです。現場の写真・作業報告・工程管理・出面管理などをすべてアプリで一括化できるアプリであり、少ない人材でも膨大な作業・管理に対応できます。

現場で使われるアプリの種類と特徴【用途別】

建設現場で使われるアプリは、用途に応じてさまざまな種類が存在します。

自社の課題と関係のないアプリも提供されているため、まずは4つの代表的な用途に分けて、それぞれのアプリの特徴を解説します。

【写真管理】現場写真アプリの役割

現場写真の整理・共有・黒板付き撮影ができるアプリは、報告・証拠管理の効率化に役立ちます。

従来、現場写真はデジカメで撮影したのちPCに取り込んで黒板を合成・仕分ける手間がありました。しかし最近では、次のような手順でスマホで撮影しながら黒板情報も自動記録できるアプリが登場しています。

  1. アプリを使って現場で写真を撮影
  2. 情報を電子上で入力して指定のクラウドフォルダに保存
  3. 後ほど工事名・作業日などを記載する電子黒板を挿入
  4. 報告書の出力

現場写真の整理から提出までクラウドで一元管理できるため、デジカメとPCによる煩雑な管理を大幅に省けます。

【作業報告】作業内容の記録アプリの役割

日報・作業内容をスマホやタブレットで記録できるアプリは、これまで実施していた「手書き」「Excel」による属人的な管理から脱却できるのが特徴です。

たとえば、紙やExcelでは集計や共有に手間がかかり、報告漏れや不備が起こりやすくなります。一方で記録アプリを導入すれば、次のように現場で発生しやすい管理の手間を省けます。

  1. 現場職人が一人ずつ作業日報や報告を提出する
  2. 担当者がデータに起こして整理しなおす
  3. 事務所の管理者が確認・指示出し・承認をする

入力された作業内容はすぐに共有でき、承認までの流れもスムーズになります。

【スケジュール管理】工程表・タスク管理アプリの役割

工程遅れや作業ダブりが頻繁に発生している現場では、クラウド対応のスケジュール管理アプリを導入するのがおすすめです。

工程表やタスクを管理できるアプリは「ガントチャート形式」で現場や営業担当者の進捗を一目で把握できるようになります。常に最新の情報に更新されるため、無駄な待機や手戻りを防げます。

紙やホワイトボードを使った工程管理から脱却したいのなら、可視化・共有・修正が即時にできる工程管理アプリを導入しましょう。

【勤怠管理】現場の人員配置・出面表対応アプリの役割

協力会社が多数出入りする現場の「出面管理」「勤怠管理」が複雑化している場合には、各機能が備わった専用アプリを導入するのがおすすめです。

アプリで出面表や勤怠を記録すれば、原価管理がしやすくなり、以下のミス防止にもつながります。

  • 記録ミス
  • 不整合の発生
  • 請求の誤り
  • 支払いミス

また、位置情報での打刻機能付きアプリであれば、出退勤の確認が正確になります。現場の人員管理を正確に行うことは、信頼性・安全性・コスト管理に欠かせない対策ですので、アプリの導入を検討してみてください。

現場アプリを選ぶときの3つのチェックポイント

数多くある現場アプリの中から、どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

もし誤ったアプリを導入すると「導入したものの使いづらくて現場に定着しない」「サポートがなくて結局使わなくなった」という失敗例も少なくありません。

そこでここでは、失敗しない現場アプリ選びのために、導入前に確認すべき3つのチェックポイントを紹介します。

【ポイント1】操作性|現場スタッフにも使いやすいか

確実に現場に定着させたいなら、現場スタッフが使いやすいアプリを選ぶことが重要です。

特に建設現場では、スマホやタブレットの操作に慣れていない作業員が多いケースもあります。そのため「説明書がないと操作できない」アプリは、実際の現場では使われなくなるリスクが大きいのが実情です。

よってアプリを比較する際には、まず「誰が使うのか」を意識して選びましょう。現場の第一線で働く人が迷わず使える操作性こそ、現場定着に欠かせません。

【ポイント2】サポート体制|導入後の安心感

「管理する側(管理者など)」が操作に悩まないためにも、導入や操作に関するサポートが充実した現場アプリを導入しましょう。

アプリの種類によっては、運用を始めてみたのは良いものの「初期設定でつまずく」「機能がよくわからない」などのトラブルが起きるかもしれません。こうした問題にすぐ対応するためにはアプリ提供元からのサポートが重要です。

サポートがないアプリでは現場が混乱する恐れもあるため、導入後も安心できる体制が整ったサービスを選びましょう。

【ポイント3】コスト|無料プラン・価格比較の重要性

アプリ導入で確実に費用対効果を生み出すためにも、無料プランを利用して操作性や活用シーンなどをしっかりと確認しておきましょう。

たとえばアプリの種類によっては、必要以上に高機能で、現場の規模や業務量に見合っていない場合があります。逆に、無料プランでも十分な機能がそろっていることも少なくありません。

出費の無駄をなくすためにも、最初はスモールスタートで試し、費用対効果を生み出せる確信ができたときに、有料版へ移行するのがおすすめです。

【比較一覧】無料から使える!おすすめ現場アプリ・施工管理アプリ5選

現場アプリを選ぶ際には「結局どれがいいのかわからない」という声も多く聞かれます。

ここでは、無料プランあり・多機能・サポート体制が充実しているといった点を重視し、特におすすめの現場アプリを5つ厳選して紹介します。

アプリ名 無料プラン 主な機能 対象規模
ミライ工事管理 あり 写真・工程表・報告書・出面管理(施工管理をトータルサポート) 全規模対応
ANDPAD
(アンドパッド)
無料トライアル 工程管理・チャット・見積もりなど 中堅〜大手向け
Photoruction 同上 写真台帳・図面共有・帳票出力など 全規模対応
建設BALENA あり 作業報告・見積/請求書作成・勤怠管理など 小規模〜中規模
現場Plus 体験版 工程管理・出面・進捗報告など 中小企業向け

 

それぞれ、完全無料なのか、期間限定の無料トライアルなのかが異なります。またアプリの種類によって現場の規模感も変化するため、ぜひ上表を比較の参考にしてみてください。

現場アプリ導入の成功事例|ミライ工事管理の場合

上記のアプリはどれも、前述した複数の用途を統合した「施工管理全般」で利用できるのが特徴です。しかし、具体的にどのような導入効果があるのかイメージできない人もいるでしょう。

そこで以下に、ミライ工事管理における導入成功事例を整理しました。

【ユーワネクストの導入事例】

創業65年の塗装会社ユーワネクストは、従来の工事写真管理に課題を感じて「ミライ工事アプリ」を導入しました。クラウド共有とフォルダ管理機能により、写真整理と台帳作成が効率化。作業は数日から1日で終わるようになり、社内連携も強化されました。

詳しい事例ページをチェックする

【太陽工業株式会社の導入事例】

大型膜面構造物(テント)の専門工事会社である太陽工業は、施工中に頻発する「基礎工事の地中障害」において、クライアントとの効率的な情報共有のために「ミライ工事アプリ」を導入。現場の状況をリアルタイムで共有することで、クライアントとの信頼関係を維持し、予想外のトラブル対応にかかる追加費用の交渉を円滑化しています。

詳しい事例ページをチェックする

現場DXを実現する最適解はミライ工事管理アプリ

現場で発生する課題の解決、および業務・管理の効率化を目指しているなら、作業報告・写真・スケジュール・人員配置などをまとめて管理できるミライ工事管理アプリの活用がおすすめです。

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クラウドを通じて関係者にリアルタイムでデータ共有ができるほか、電波が届かない僻地でもオフラインで作業を続けられます。

また、協力会社に権限を付与することも可能であり、現場の種類や作業人員を問わず、柔軟な連携を図れるのが魅力です。アナログな管理手法やExcelによる管理のミスにお悩みなら、管理の効率化のために導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ミライ工事管理について詳しくチェックする

現場アプリで業務効率化と現場DXを加速しよう

「現場業務の効率化を図りたい」「DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したい」と考えているなら、現場アプリの導入がもっとも手軽で効果的な第一歩です。

「現場のIT化は難しい」と感じている企業でも使いやすいアプリが多く、自社の業務状況に合わせて契約プランを調整したり、拡張機能を追加したりできます。人手不足の対策としても効果的なので、まずは無料プランから試してみるのがおすすめです。

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