作業報告書報告書アプリ 作業報告書とは?書き方・テンプレート例文・ツール活用で効率化 2025年6月26日 この記事をシェアする 作業報告書の悩み、ありませんか? 「どう書けばいいかわからない」「毎回の記入が面倒」「フォーマットがバラバラ」——そんなお悩み、ありませんか? この記事では、作業報告書の基本から、よくある課題とその解決策まで、分かりやすく解説します。効率化や社内ルールの統一を目指す方は、ぜひ参考にしてください。 作業報告書を楽にするアプリはこちら 作業報告書とは 作業報告書とは、工事の内容や作業状況を社内外へ報告・共有するための書類です。記載する主な情報は以下の通りです。 作業日・天候・作業員数 作業内容(例:型枠設置、コンクリート打設) 使用資材や設備(例:生コン、鉄筋、発電機) 現場写真・チェックリスト トラブルの有無 これらの情報は、品質管理や法令遵守、トラブル対策、請求書類の根拠として活用されます。また、建設業法や労働安全衛生法にも関係する重要な文書です。 なぜ必要?作業報告書の役割 報告書は、「いつ・どこで・誰が・何をしたか」を明確にするための記録です。次のようなトラブルのリスクを減らす役割もあります。 トラブル 報告書があると… 設備不具合による賠償請求 作業履歴や部材を証明可能 騒音・振動のクレーム 作業時間や場所の記録で説明できる 品質事故(手順ミス) 原因究明・再発防止に役立つ 事故時の労基署対応 人員や対応状況の記録が活用できる 「記録があるかどうか」で、会社の信頼性は大きく変わります。 作業日報との違い 作業報告書 作業日報 目的 対外報告 社内記録 提出先 元請・施主など 上司・チーム内 記載内容 詳細な作業・資材・写真 作業概要・所感 法令対応 建設業法・安全衛生法に準拠 労務・勤怠管理が中心 作業報告書=社外向け、作業日報=社内向けと理解しましょう。 作業報告書に記載する内容と記入例 作業内容・場所 良い例 悪い例 内容 2階南面にALCパネル12枚(W910×H1820)取付 パネル取付 場所 〇〇ビル2階 東側(品川区) 現場にて 作業日時 良い例 悪い例 例1 2025年5月11日(月)9:00〜11:30 5/11作業 例2 午後作業:13:00〜15:00(通路確保) 午前、現場対応 作業人員 責任者|山田太郎(株式会社〇〇工業) 作業者|佐藤一郎、鈴木次郎(協力会社△△工業) 人数|3名(足場2名、補助1名) → 氏名・会社名・役割を具体的に書くのがポイントです。 使用資材・設備 生コン(18-15-20)4m³(〇〇産業) 鉄筋 D13×6m 32本(JIS認定) 発電機 ヤマハEF2800i(燃料満タン) → 品名・規格・数量・メーカーを記載すると後のトラブル回避に。 よくある課題と対策 課題1:記入ミス・漏れが多い 現場任せでは抜けがち。記録がないと「作業していない」と判断されかねません。 課題2:手書きで時間がかかる 記入・整理に時間がかかる手書きは非効率。アプリやクラウド管理で時短+ミス防止が可能です。 課題3:フォーマットがバラバラ 形式が統一されていないと情報共有に支障。テンプレートやアプリでルール統一が有効です。 便利なテンプレート紹介 カテゴリ 記載内容例 基本情報 作業日・天候・現場名・責任者 作業内容 作業詳細・資材・人数・時間帯 写真 施工前後の記録写真 コメント 注意点や次回引き継ぎ チェック欄 捺印・記入確認チェック 記入例 件名|〇〇マンション給排水改修工事 作業日|2025年5月10日 内容|2階給湯管の交換(銅管→ポリ管) 時間|9:00〜12:00(3名) 資材|継手、専用工具、架橋管20m 写真|交換前・交換後 各1枚 「ミライ工事管理」で作業報告をデジタル管理しよう 作業報告書の作成・提出・共有を効率化する際に起こる「テンプレートの様式が崩れる」「誤って編集されてしまう:といったリスクを防ぎたいなら、現場管理アプリ「ミライ工事管理」の導入がおすすめです。 iOSはこちら Androidはこちら 「ミライ工事管理」はExcelベースのテンプレートを利用しながら、クラウド環境のなかで作業報告書を管理できるアプリです。 また工程管理・案件管理・関係者間コミュニケーションなど豊富な用途に利用できるため、施工業務全体の効率化に役立ちます。無料プランを利用してスモールスタートができるほか、有料版は補助金の対象となり、安価に使い続けられるのが魅力です。 報告書作成など人力での手間に悩んでいる方は、この機会にアプリを使ってDX化をはじめてみてはいかがでしょうか。 ミライ工事管理について詳しくはこちら 作業報告書の負担を減らし、統一化・効率化しよう 作業報告書は品質・法令対応に重要なため、フォーマット統一やデジタル管理による効率化が不可欠です。ただし、準拠しつつも効率化に取り組まなければ、大幅な時間がかかってしまいます。 2025年以降の現場業務は「紙からクラウドへ、記録から共有へ」の移行が当たり前になってきている時代ですので、作業報告のデジタル化を進めてみてはいかがでしょうか。 この記事をシェアする ミライ工事管理の詳細はこちら
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